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AIでクイズゲームを作ってみよう

『作ってみよう』第4弾!
前回はコマ送り、コマ戻りに特化したMP4プレーヤーを作成しました。

今回はいままでと変わってブラウザで動くゲームを作ってみます。

AIに相談するだけでクイズゲームは作れるのか

ゲームを動かす方法と得意ジャンル

けんじ
けんじ

ゲームをAIで作ってみたいのですが、どういうステップを踏めばいいでしょうか。
ブラウザ上、Python、もしくは違う方法で動かすのか。
それぞれの方法には強みのゲームジャンルがあるのか。
AIならではの基礎からゲームを作る方法を教えてください。

AIの回答を要約

1. プラットフォームと言語の選び方(強みとジャンル)

AIにコードを書かせる場合、「AIが理解しやすい(コードの構造がシンプル)」かどうかが成功の鍵です。主な3つの方法を比較します。

ブラウザ

言語:HTML / JavaScript

特徴・メリット:インストール不要。AIが作成したコードをメモ帳に貼り付けて保存するだけで動くため、最も手軽

向いてるジャンル:パズル、クリックゲーム、2Dシューティング、カードゲーム

AIとの相性:最高(1つのファイルで完結しやすく、AIが修正しやすい

Python

言語:Python (Pygame等)

特徴・メリット:学習用として人気。データ処理に強い。ライブラリが豊富。

向いてるジャンル:ノベルゲーム、ローグライク(ダンジョン探索)、シミュレーション、機械学習系

AIとの相性:良い(ロジック構築に強いが、配布するには変換作業が必要

ゲームエンジン

言語:C# (Unity) / GDScript (Godot)

特徴・メリット:プロ仕様。3Dや物理演算など複雑なことができるが、操作が難しい

向いてるジャンル:3Dアクション、FPS、本格RPG、リッチな演出が必要なゲーム

AIとの相性:普通(AIはスクリプトは書けるが、エディタ上の設定までは操作できないため、人間側の知識が必要

まずは「ブラウザ(JavaScript)」か「Python」から始めるのがおすすめです。
AIとのチャットだけでゲームが完成する体験を最も早く味わえるからです

2. AIならではのゲーム制作ステップ(4段階)

AIを使ってゲームを作る場合、人間がすべてをゼロから書くのとは手順が異なります。
「AIに指示し、修正させる」というサイクルが基本になります。

ステップ1:企画(アイデア出し)

「面白いゲームを考えて」と投げるのではなく、AIを壁打ち相手にします。

  • 指示例:PythonのPygameを使って、レトロな雰囲気のシューティングゲームを作りたいです。プレイヤーが成長する要素を入れたいのですが、初心者でも実装可能なシンプルなアイデアを3つ出してください。
ステップ2:基盤構築(プロトタイプ)

ここが一番重要です。
「一度に完成品を作らせない」のがコツです。まずは動く最小限のものを作ります。

  • 指示例:まずは、黒い画面の中に白い四角(プレイヤー)が表示され、矢印キーで上下左右に動けるだけのPythonコードを書いてください。
ステップ3:拡張と装飾(機能追加)

動く土台ができたら、そこに機能を足していきます

  • 指示例:さきほどのコードに、上から敵(赤い四角)がランダムに落ちてくる機能を追加してください。当たったらゲームオーバーとコンソールに表示する機能もお願いします。
ステップ4:素材生成(グラフィック・音楽)

コードができたら、四角や丸を実際の画像に置き換えます。画像生成AIや音楽生成AIを使います。

  • 指示例(画像生成AIへ):8bit pixel art, spaceship, top down view, simple background –v 6.0
  • コードへの反映:プレイヤーの白い四角を、この「player.png」という画像ファイルに置き換えるコードに修正してください。
3. AI開発でつまずかないためのコツ

AI開発ならではの「作法」があります。

  • エラーはそのままコピペする プログラムが動かないときは、出たエラーメッセージをそのままAIに貼り付けて「このエラーが出ました。修正してください」と頼めば、9割方解決します。
  • ファイル構成を伝える 会話が長くなるとAIは前のコードを忘れます。「現在のコードは以下の通りです」と、定期的に最新のコード全体を共有してあげるとバグが減ります。
  • 具体的に指示する 「いい感じにして」ではなく「移動速度を1.5倍にして」「敵の出現頻度を2秒に1回にして」と数値を指定するとスムーズです。

自分なりにまとめてみると・・・

  • まずはブラウザで試してみよう
  • いきなり完成品ではなく、少しずつ修正を加えていく
     ⇒今までの『作ってみよう』と一緒ですね
  • 画像生成・音楽生成をフル活用
     ⇒最初は簡単なもの作りたいので次回以降ですね
  • エラーはそのまま報告、定期的に今のコードを共有し、数値は適格に伝える事

こんな感じですね。
まずは簡単なものからチャレンジしていきましょう。

複雑な操作もいらないクイズならどうだ?

まずは簡単なゲームからチャレンジしたい。
複雑な操作が必要でなく、作りを簡素化できそうなもの。

と言えばクイズでしょ!資料もネット上にはいっぱいある。

手始めにWikipediaをソースに問題を作ってもらいましょう。

けんじ
けんじ

これはウィキペディアの『日本』(実際にはURLも入れています)のページです

この中から10問クイズを作って、ブラウザで動くクイズゲームを開発してください

・クイズは4択
・各項目(歴史・地理・政治など)から1問ずつバランスよく
・解いた早さによって得点が変わる(20秒制限をつける)
・3問目と7問目は得点2倍チャンス

AIの回答

ご提案いただいた条件に基づき、Wikipediaの「日本」の項目から情報を抽出し、ブラウザ(PC・スマホ)ですぐに遊べるクイズゲームを作成しました。

ゲームの仕様

  • 全10問:地理、歴史、政治、文化などから幅広く出題。
  • 20秒制限:残り時間が多いほど高得点(最大100点)。
  • ボーナス第3問第7問は得点が2倍になります。
  • 4択形式:正解だと思うボタンをクリックしてください。

以下のコード(当サイトでのコード掲載は省略します)をテキストエディタ(メモ帳など)に貼り付け、quiz.html という名前で保存して、ブラウザで開いてください。

結果は・・・

思ったよりちゃんとした出来栄え!

こちらは指示していないのに丁寧に解説を入れてくれており、タイムバーも付けてくれています。
さすがAI・・・できる。

試作なのでこのままでもいいのだが、1点だけ修正。
『問題の順番、4択の並びが毎回固定だったためランダムにして』とAIに依頼。

即座にソースコードを出してもらい修正完了。
問題を増やせば普通に遊べるクイズゲームの完成です。

さらに拡張するのであれば音声を付けたり、画像を表示させたり色々できそうです。

この形式であればクイズでなくとも英語の単語学習、資格の勉強など活用が広がりますね。

まとめ

今回はお試しで簡単そうなものをAIに作ってもらいました。

本当にできるのか心配でしたが、ちゃんと動くし要素も充実。
こちらの指示以上にAIが『これが足りない、これは付けるべき』と自動でやってくれるのが嬉しいですね。

次はもっと動きがあるものを作ってもらおうかな。
アイデア次第で色々なものが作れますので、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。